病院に行かずに薬局やドラッグストアで購入できる痔の外用薬は、主に3つのタイプに分かれます。この3つの使い方と、上手に使うためのコツをご紹介します。1つめは、塗るタイプのものです。これは、チューブから必要な量だけを出して塗ります。塗る前に、手を石鹸できれいに洗うのを忘れないようにしましょう。2つめは、肛門に挿入するタイプのものです。これは、パッケージから取り出し、中腰の姿勢で肛門から体内へ挿入します。緊張するとうまく挿入できないので、リラックスして臨みましょう。また、うまく入らない時は、水やオリーブ油などをつけると、滑りがよくなります。3つめは、注入軟膏と呼ばれるタイプのもので、塗ることも出来るし、肛門内へ注入も出来ます。塗る時には先ほどと同様、きれいな指に取ってから患部に塗ります。注入する時には、容器の先端を肛門内に入れ、容器を押して体内に注入します。この場合も、容器の先端に注入軟膏を塗っておくと良いでしょう。また、中身が冷たいと痛みが出ることがありますので、あらかじめ手で握って体温程度に温めておく方が良いです。形は色々ありますが、どれを選ぶかは痔の状態によって変わります。分からない人は、薬剤師や登録販売者に聞きながら選ぶとよいでしょう。

痔の治療で飲む薬とは

出血したり痛みがあったりと生活に支障を及ぼすこともある痔ですが、適切な治療と生活習慣の改善によって症状が緩和され、治ることがあります。痔の治療に使われるくすりには塗るもの、飲むもの、坐薬があります。塗るものには軟膏タイプとクリームタイプがあります。そして直接患部にぬるもの、肛門にさして注入するものとに分かれます。これらは比較的肛門の出口付近にできたものに対して効果的です。坐薬は肛門から入れて内部にできた患部に有効です。中の患部まで直接届くので、効果が早く現れやすいです。痛み止めや止血作用、炎症をおさえる作用、便が出やすくなるように助ける作用があります。寝る前に入れておくと寝ている間に薬が溶けて、朝起きた時に排便がスムーズにいくことができるからです。そして飲むものはかたくなった便を柔らかくするものや炎症をおさえるもの、細菌感染による症状をおさえる抗生物質などがあります。飲み方はきちんと医師の指示に従って正しく飲みます。普段座るざぶとんにはドーナツ状になっているものを使うとお尻に負担がかかりにくいので体が楽です。自分の症状に合った治療法をしないと症状が長引くので、これくらいなら平気かなと思わないで、早めに病院で診察してもらってください。